黒の組織は映画を観ると、潜水艇やオスプレイを所有しているため、既に国家権力と繋がっていると思います。裏で、軍人産業や製薬会社を経営していて利権を保持していたり、国家転覆など、狙っているのかもしれません。
彼らは『名探偵コナン』の物語全体を動かす最大の謎であり、コナンの身体を小さくした張本人です。その謎に包まれた実態は、多くのファンの間で常に議論の的になっています。黒の組織の目的彼らの最終的な目的は、いまだに明確にはされていません。APTX4869の開発、IT分野への進出、様々な人物の暗殺…。これらの活動が、何を目指しているのかは謎のままです。
APTX4869の真の目的:この薬は、単なる毒薬ではなく、不老不死や若返りに関わる研究の一環ではないかと推測されています。
104巻のアマンダヒューズとラムの会話は重要
104巻でアマンダがラムに言った重要なセリフ「なるほど。そうやって集めたネタで脅して政財界の大物を操るり大きくなろうとしている。まさにそのバッグにいるのが本当に烏丸だったとは」
67年前にアマンダが大富豪の誕生パーティーに行ったのは戦後すぐでしょうか?
個人的な仮説ですが、GH○の財閥解体が絡んでいると思うのかもしれません。ラムの一族も烏丸とは別の財閥で解体されて日本政府とGH○を恨んでいて復讐しようとしているのかもしれません。
組織のトップ「あの方」
「あの方」はメールアドレスのプッシュ音が童謡『七つの子』であることから、烏丸蓮耶(からすま れんや)ではないかという説が有力です。しかし、これもまだ確定しているわけではありません。組織のメンバージン、ウォッカ、ベルモットといった幹部たちはもちろん、安室透(バーボン)や赤井秀一(ライ)のような潜入捜査官の存在も物語を複雑にしています。
潜入捜査官:安室透や赤井秀一以外にも、すでに命を落としたスコッチもいました。
ラムについて
あの方の側近であるラムの正体も大きな謎でした。後に、脇田兼則(わきた かねのり)であることが判明しました。原作や劇場版を通じて、組織の謎が少しずつ明らかになってきていますが、まだまだ核心には迫っていません。最近では若狭先生と対峙しましたが、ラムの仲間の車が飛び込んできて逃走していきました。おそらく、ラムはいろは寿司に戻ってこないでしょう。今後、物語がどのように動いていくのか、楽しみですね。
黒の組織が関わるこれらの事件には、共通して以下のような特徴が見られます。
要人・著名人を標的としている
アマンダ・ヒューズ
アメリカの元資産家で、FBIともつながりのある人物。次期大統領候補とも言われていた。ボディーガードの浅香(若狭留美)は娘のような存在だった。
土門康輝
日本の未来の首相候補と呼ばれる有力政治家。
組織は社会に影響力を持つ人物を標的にすることで、社会の裏側から支配しようとしています。(弱みを握る、または消し去る)
政治家など要人の弱みを握って脅迫している
土門康輝の件では、収賄の弱みを握って脅迫していました。アマンダ・ヒューズと羽田浩司の件では、組織に不利な情報を握っていたか、あるいは組織の目的に邪魔だったために粛清されました。
組織的な情報収集と実行
どちらのケースも、ウォッカやラムの側近(ラム候補)など、組織の幹部クラスが関わっています。これは、個人の犯罪ではなく、組織的な意思決定と実行によるものであることを示しています。つまり、黒の組織は、政治や社会の根幹に食い込み、傀儡師のように操ることを主要な活動の一つとしている犯罪集団であると考えられます。この「要人への介入」という構図は、物語の核心に繋がる重要な要素だと言えるでしょう。
現在の原作で描かれている情報を総合すると、黒の組織の目的は、まさに「傀儡師のように世界を裏で操ることと、それに必要な不老不死/若返りの研究」の二本柱である可能性が高いと言えます。
🧐 黒の組織の目的:二本柱の考察
考察1. 傀儡師集団?による社会支配(権力・資金)
アマンダ・ヒューズの件や土門康輝への脅迫から見ても、組織が権力の中枢に食い込もうとしているのは明らかです。
アマンダ・ヒューズの件
彼女が次期大統領候補であり、莫大な財力を持っていたことから、組織は彼女を裏から操ることで、アメリカの最高権力と資金源を手にしようと目論んでいたと推測されます。アマンダの弱み(または弱みになり得たもの)は、彼女が可愛がっていた浅香(ラムのターゲットの一人)を守ろうとしたことや、彼女が組織の秘密を嗅ぎつけ始めたことだった可能性があります。
黒の組織(傀儡師集団)の意図
政治家や要人を操ることで、自分たちの活動に有利な法整備をさせたり、捜査の手を逃れたり、巨額の資金を動かしたりすることが可能になります。これは、組織の活動基盤を安定させるために不可欠です。
考察2. 若返りの薬(APTX4869)の研究(科学・生命)
もう一つの主要な目的は、APTX4869の開発、つまり「不老不死」または「若返り」を目指す研究です。
「あの方」の目標
組織のトップである「あの方」(烏丸蓮耶の可能性が高い)が、長寿または死者を蘇らせるといった非科学的な目標を持っていることが示唆されています。APTX4869の「毒薬」としての側面ではなく、「細胞を蘇らせる」研究データこそが、組織が最も重要視しているものです。
まとめ
黒の組織は資金と権力の利用して政治経済を裏で操ろうとしている
膨大な資金と、傀儡師として得られた権力は、この極秘かつ大規模な研究を秘密裏に推し進めるための「潤滑油」として使われていると考えられます。結論現在の状況では、黒の組織の目的は、「傀儡師として裏で社会を支配し、その強大な権力と財力を背景に、トップの悲願である生命の神秘(不老不死/若返り)に関する研究を完成させること」であると考えるのが最も合理的です。羽田浩司は、その研究の秘密や、組織にとって不都合な真実を偶然知ってしまい、巻き込まれてしまった…という可能性が高いでしょう。