96巻FILE 3で黒田が安室に電話で言っていた「例の件はどうなっている?」の例の件とは何か?

黒田「例の件はどうなっている?」
安室 お茶会の赤井、工藤夫妻を思いだしながら、緊張した様子で「まだ、何も…」
黒田「報告を怠るなよ、バーボン」
名探偵コナン 96巻FILE 3 より

以前書いた記事工藤家のお茶会の内容について(予想)で例の件は以下の1〜4のように予測しました。

1 赤井秀一の情報

公安は赤井秀一の行方と沖矢昴の正体を探っている

公安は緋色シリーズで赤井秀一の生存を知っており、楠田陸道の遺体遺棄容疑で赤井秀一を逮捕したいと考えているのかもしれない。特にFBIは黒鉄の魚影で降谷曰く「日本で勝手に捜査して・・・」いるし、日本国内で組織と度々ドンぱちしている。日本警察としてもFBIの派手なドンぱちには頭を悩ませているし、FBIが掴んでいる組織の情報を知りたいため、雲隠れしている赤井秀一のことを探している。

安室(公安)は謎の大学院生沖矢昴の素性を調べずみ、赤井の変装でないか疑っている。そして、その調査結果を黒田が安室に尋ねた可能性がある。ただし、お茶会では工藤夫妻たちが安室に何らかの有利な情報を渡し、赤井秀一=沖矢昴を警察や組織にリークしないように頼んだ可能性がある。

2 工藤新一の情報

公安は工藤新一が組織に何らかの形で巻き込まれた可能性を知っている

安室がラムから工藤新一の情報を求むと言われていることから、工藤新一が組織の悪事に巻き込まれている可能性があることを公安はすでに掴んでいる。よって安室は工藤新一と関係ある毛利蘭やコナンの近くで探るためポアロの潜入を続けている。このことから黒田が言う例の件はやはり、工藤新一の情報、生存していれば何処にいるのか?だと予想
そして、工藤新一が生存していたら、組織から受けた被害の状況を聞き取りたいと考えている。(ただし、被害届を出さなかったことを咎められる可能性あり)
ただし、この場合も工藤夫妻から新一の生存情報をリークしないで欲しいと頼まれた可能性が高い。

3 降谷が赤井と共闘するかどうかについて

降谷がお茶会のことを黒田に報告している場合、赤井から共闘を求められたことを黒田に報告。しかし赤井が安室と共闘を持ちかけた時、黒田に言わないように口止めした可能性が高いので、この3の可能性は極めて低い。

4 警察にいるスパイの調査について(追加)

公安大事の前に警察のスパイは突き止めておかないと、降谷がノックバレして、潜入が御破算になり、大事が失敗する恐れがあるから

 黒田は女性警察官事件で大事の前に余計な火種を消しておきたいと言っている。この事件は警察にとてもダメージであった。もし、警察内に組織のスパイが潜入していたら、警察の大きな失態である。公安大事の前に警察のスパイは突き止めておかないと、降谷がノックバレして、潜入が御破算になりかねない。実際ラムから怪しまれているようなので危険な状況。同じ話、女性警察官事件(95巻 FILE10)で警視庁千葉刑事の側にマスクをつけた風邪気味の新人が出てきているので、降谷が変装してスパイを探っているのではという考察を見かけるので、そうかもしれない。

余談:映画黒鉄の映画では降谷(バーボン)はラムに信頼されているようにも見えるので、バーボン疑われている件は後日再考察します。

まとめ

以上より黒田の「例の件」の内容は下記の順で予想されます。
1.工藤新一の情報
2.警察にいるかもしれない組織のスパイの調査結果
3.赤井秀一の情報